ワックスのかけ方2 ~ワクシングの方法~
3.ワックス削り(スクレイピング)
スクレイピングをする時はスクレイパーを使います。
スクレイパーでノーズ(前)からテール(後)へ向かって削っていきます。
とはいうものの今どきはフェイキーで滑る人も多いのでどっちがノーズでテールか決まっていない人もいると
思います。なのでどちらか一方向で削りましょう。
要はスクレイパーで削るとどうしてもミクロのケバが立つので、一方向で削ったほうが抵抗になりにくいからです。
削っていくとどんどん粕がでますので、飛び散らないように気をつけてくださいね。掃除が大変なので。。。
で、削り粕がでなくなるまで削ればOKです。削り残しがあると逆に抵抗になるので注意して下さい。
4.ブラッシング
スクレイパーでワックスを削った後は、ブラシで更に見えないワックスをとっていきます。
というより磨いていきます。
滑走面は良く見ると細かい溝があります、それをストラクチャーといいます。
そのストラクチャーに入り込んだワックスをブラシで取り除くわけです。と同時にスクレイパーで削った時に
できたケバも取り除きます。
なので、ブラッシングも一方向にかけていって、粉がなるべく出なくなるまで念入りに磨いていけばOKです。
5.ワックスの仕上げ
最後にブラッシングで付着したワックスの粉を拭き取ります。
拭き取る時は、市販のフィニッシュクロスや柔らかい布で拭きましょう。
ティッシュペーパーだと細かい粉は取れなく、逆にティッシュの破片が付くことがあるので避けた方がいいです。
これでワックスがけは終了です。
手間はかかりますが、ワクシングはスノーボーダーにとってとても重要な作業なのでがんばってやりましょう♪